疲労の反動で体がバッキバッキに

- update更新日 : 2019年11月18日
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明朗快活な女性ですがお体はバッキバキでした

女性クライアントのKさんがある女性クライアントSさんのご紹介でいらっしゃいました。

症状は、特に朝体がバッキバキになって何気ない動作をするのもシンドイ(なかでも階段を降りるのに両サイドにある手すりを頼りにしないと不可能とのこと!)、ということが一つ。

他に首肩のコリ。 そして手指の痛み&こわばり。

これらは、前職時代に相当ストレスが掛かる生活を送っていて、転職のため辞めたとたんに発症したそうです。

これだけでもう重症だということが分かります。 実際に検査してみるとその通り。 なかなかのものでした。

紹介して下さったSさんが『私の体の状態って酷いですか?上の下ぐらいですか?』とお聞きになってこられた時があって「そこまで酷くないです。中の中ぐらいです。」(長島)と答えたことに比べると、Kさんは『上の中』といったところ・・・。かなりのものです。

初回以降施術してみて

初回の施術でそれなりに楽になり、その日はそれで終了。

じゃあ次回はいつに来れば良いですか?との質問に、「Kさんのお体だったら明日来れれば一番良いです。」と答えると、『じゃあ明日で!』と即答。

最初から簡単に良くなるものではないということをご自覚して、また知人からの紹介でのご来院なので施術受ける意氣込みをおそらく旺盛に心に秘めてのご来院だったのでしょう。

とても素晴らしいことです。

で、翌日2回目にいらっしゃって調子を伺うと、『首肩は楽ですが朝のバキバキは、う〜ん・・・ちょっと良くなったかなぁというかんじです。』とのお返事が。

そんなものですね。

それはKさんも重々分かっていらっしゃる。

そしてその2日後に3回目。

同様に調子を伺うと、『だいぶ良い感じですぅ! 起床後階段を降りる時に手すりに頼らなくても大丈夫でしたあ!。両手をこうやって手すりに触れてはいたんですけど、いつものようにしっかり掴まることはなく降りることができました。』と嬉しそうに報告してださいました。

また、『あと、指が以前はちょっとでも体に触れたりしただけで痛くて服のボタンも閉めることができなかったぐらいなんですけど、触れても痛みが小さくなりました!』これまた弾んだ声で報告してくださいました。

予想をはるかに上回る回復です。

Kさんの不調の発生メカニズム、

結局、Kさんの場合は前職時代に相当なストレス・疲労が溜まっていたのを精神的な緊張で何とか無意識に発症するのを抑えていたものを、前職を辞めてホッとしたときに雪崩を打つようにドドっーと表立って出てきたのでしょう。

自律神経のバランスが崩れまくっていたと思われます。 崩れたバランス状態がゴリゴリに固まっていたのが、転職でホッとして緩んだことに伴ってさまざまな影響が出てきたのでしょう。

いわば、真冬の間山の斜面に積もった雪が雪融けに伴って雪崩れてくるようなものです。

皆さんも、かなり疲労を長期間溜めていたときにタップリ睡眠をとると、翌朝もの凄い氣怠さに襲われることありましたよね。それと同じようなものです。

体からの”休めよ”というサインでもあるので体って良くできているなと思いますし、それだけ頑張ってくれていたということですね。

高血圧にも変化が。

その後もKさんいらっしゃっていて、実は高血圧で服薬しているそうですが、以前より値が下がってきているとのご報告を受けました。

高血圧になる大もとの原因はいくつか考えられていますが、Kさんの場合はおそらく自律神経のバランスの乱れによるところが大きかったのでしょう。 血中コレステロールが増えたからとかでではないでしょうね。

その間血圧がぐわぁ〜んと大きい上げ下げが1回ずつあったそうです。 これも如何に疲労が蓄積していたか自律神経のバランスが崩れまくっていたかを物語っています。

さすがに110台になったらお医者さんにすぐに行って服薬をどうするか等の判断を仰ぐように助言させてもらいましたが、これから血圧という面でも落ち着く先が楽しみですね。